香港の厄払い 打小人(だぁしうやん)に立ち会ったことがあるんです。
日本では新年を迎える正月に厄払いを行うことが多いですよねー。
香港にも『打小人(だぁしうやん)』と言う、厄払いがあるんです。わら人形的な感じもするんですけどね。
香港島の銅鑼湾(コーズウェイベイ)にある鵝頸橋という名の高架下に、神棚をを置いて、腰掛けたおばちゃん達が靴で物をベシッ❗️ベシッ❗️と叩いてるんです。
それが打小人です!
知り合いの付き添いで行ってみました!
▲打小人のミニチュア
打小人とは?
自分を苦しめる人や不幸など=小人(しうやん)を追い払う香港の民間のお祓い。香港の無形文化遺産でもあり、観光名物の一つになってるんですよ!
いや〜な奴の名前を紙に書いて、それをおばちゃんが靴やスリッパで、呪文を唱えながバシバシバシバシッ!っと叩いてくれるんです。
特別追い払いたい小人がいなくても、なんかうまくいかないなぁとか、思い通りに行かないなぁなんて時にしたりもするんですよ。ビジネスが順調に行くようにとやってもらったりもします。
いつやるの⁇
一年中いつでもできます。一番多いのは二十四節気の啓蟄(けいちつ)の時で、3月5、6、7日あたりです。旧暦の新年も多いそうです。
啓蟄は冬ごもりをしていた生き物が眼覚め、餌を探しに這い出てくる時。その時「小人」も餌を求めて動き出し、人畜や農作物に害を与える。そこで鬼神である「白虎」を祭って「小人」を鎮めたことから、啓蟄が最適なんですって。また旧暦の新年を重んじる香港ではいや〜な人を追い払って新たな気持ちで新年を迎えたい!と行う人も多いそうです。
どんな場所でやるの?
三叉路や橋の下の陰気なところは邪気が強く、小人を退散させるのに格好の場所らしいです。
打小人と言えば、銅鑼湾の鵝頸橋というほど、打小人のメッカになってます。
▲水色で囲んだ場所が、銅鑼湾の鵝頸橋の打小人専用エリア
ではでは早速お願いするとしますか!!
5,6軒ほど打小人の屋台があって、2、3人お客さんがいました。中にはスーツ姿の女性がいました。深刻そうな面持ち。
一番最初に目に入ったおばちゃんにお願いすることに。
料金50HKドル(750円)を渡します。おばちゃんが貴人紙(赤いお札)をくれるので、自分の名前を書きます。そして追い払いたい小人の名前をおばちゃんに告げるんですが、特にいなかったので、いなくてもOK。
おばちゃんかお線香に火を着けてくれるので、神棚にお線香を供えます。
さー早速おばちゃんの本領発揮!おばちゃんが呪文を唱え、小人の紙を靴でベシッベシッ❗️と打ち叩いてくれます!
ただ叩くだけじゃなくて、くしゃーい靴の臭いでも小人を退散させようって魂胆だにゃー!
▼黄色い紙の虎の口に豚の脂身をこすりつけて、黄色い紙の虎に小人紙を挟みます。
▼小人紙を燃やします。
▼お札を体の周りで仰いで、燃やします。そして貴人紙で軽く手のひらをポンポンして、体の周りで仰いで、燃やしたら、これで儀式終了ー!
儀式を終えて、知人はなんだかスッキリした〜と。その後どうなったか。それはご想像にお任せいたしまーす。
最後に
毎年追い払いたい小人のベスト3に「上司」と「同僚」が入るそうです。いやー、どこも悩みは一緒なんですねー。
大都会のど真ん中でこんな光景が見られるこのギャップ、香港の魅力ですよね♡
香港を席巻した中国本土の超人気宮廷ドラマ『延禧攻略』の日本放送決定🎉
今日は大晦日ですね!日本では年越しそばを食べて、除夜の鐘を聴いて新しい年を迎えますよね。
香港では、旧暦のお正月を重んじるため、祝日も1月1日のみで、これといったイベントはビクトリア湾で行われるカウントダウンの打ち上げ花火だそうです🎇
さて、本題です。
今年の夏、香港全土を席巻した中国本土の宮廷ドラマ『延禧攻略』が来年2月18日夜9:00から毎週CSチャンネルで放送されることが決まったそうです👏👏👏日本語吹き替え付き!
このドラマ、中国本土では再生回数180億回、香港での最高視聴率39.2%を誇る大人気の宮廷ドラマ※で、香港女優もハマったほどです。
※宮廷ドラマとは、封建社会だっだ古代の中国の王朝を舞台に、後宮(大奥)の妃や宮女を中心に、繰り広げられる宮廷の権力争いや愛憎を描いた物語。
延禧攻略 (TVB剪輯粵語配音版) - 宣傳片 01 - 火熱登場
画像:tvb.com
第6代皇帝・乾隆帝の時代が舞台になっていて、乾隆帝に最も愛された実在した女性 孝儀純皇后が宮女から皇后まで上り詰めた物語。
あらすじは次の通りです。
清の乾隆帝時代、宮女として後宮に入り刺繍工房で働き始めた主人公 魏瓔珞。彼女は同僚の宮女たちの嫌がらせにも負けず、持ち前の正義感と勇気で数々の試練を乗り越えていく一方、後宮で殺された姉の死の真相を密かに探り始める。そして、犯人と疑う孝賢明純皇后・富察氏の弟である富察傅恒に近づくが、意に反して彼に惹かれていくことに。同時に、思いがけず乾隆帝からも好意を寄せられた彼女は、愛憎渦巻く宮廷で波乱万丈の人生を歩むことになる。
引用先:eigeki.com
主人公 魏瓔珞が同僚から意地悪をされた時に、知恵と勇気と正義感を持って逆襲するそんな爽快な場面がオモシロイ!
中国の宮廷ドラマは、思いもよらない用意周到な陰謀と、壮絶な足の引っ張り合いに、ここまでする⁇私には到底思いつかないしできない!なんてぞーっとしてしまうんですが、こういう考え方、捉え方もあるのねとついつい見てしまうんですよね(;^_^A
衣装も豪華絢爛。絹織物で有名な蘇州の羅織職人 李海龍氏のシルクを使っているそうです!で主人公が宮女から昇格するたびに衣装が変わっていくのも見どころです✨
そしてこのドラマの中に出てくる葉天士医師が香港の漢方のどシロップ『京都念慈庵川北枇杷膏』の発明者であると話題になってました。それに関する記事も是非合わせてご覧いただければ、さらに理解が深まること間違いなし!
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さらに、香港の歌手 吳若希が歌うドラマの主題歌『無常春秋』が気に入った!何度も何度も繰り返し聞きたーい!という方は、KK BOXでも聞けますよ。
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最後に
『瓔𤥁〈エイラク〉〜紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃』(延禧攻略)は、
CS放送(スカパー)で2019年2月18日(月)夜9:00〜11:00、毎週月曜日放送です。
全70話の長編です。
有料ですが、申し込み内容によって料金はまちまちです。興味のある方は是非ご覧くださいね♪
今年は私のブログをご訪問くださり、スターやブグマを付けてくださって誠にありがとうございます🙇♀️
みなさんの支えと励ましてのおかげで今日までブログを続けることができました。心から感謝しています。
また来年もよろしくお願いします。
それでは皆さまよい年をお迎えください!
香港イケメン俳優 6選
韓流は根強い人気ですね。韓国の俳優さんは知ってる人は多いですけど、香港の俳優さんって、あまり馴染みないですよね?
そこで、ぜひぜひ香港の俳優さんを知っていただきたいと思い、私の独断と偏見で日本であまり知られていないだろう香港のイケメン俳優さん6名を選んでみました!
陳展鵬(Ruco Chan)
1977年生まれの41歳 。
時代劇からアクションドラマまでこなす実力派。とにかくアクションシーンが様になってて、カッコイイ!
学生時代卓球に熱中し、香港卓球代表チームの一員でした。高校卒業後、香港のテレビ局 無線電視(以下,TVBという)の俳優養成所に入り、タレントとしてスタートします。
映画『衝峰隊怒火街頭』で陳小春の弟役としてスクリーンデビュー後、10数部の映画に主演。
ミュージシャン蘇德華に高く評価され歌手デビューを果たすも、俳優と歌手の両立は不可能だとTVBに契約を解除されてしまいます。
その後、所属音楽会社の買収、アジア通貨危機、香港景気の低迷で映画の仕事は激減。卓球選手時代の知人のつてで工事現場で一時期働いていました。
2002年に香港のテレビ局 アジアテレビに所属し、2008年まで数々のテレビドラマに出演。
2008年にTVB所属の俳優として復活。数々の賞を受賞し、2016年に九龍城を舞台としたドラマ『城塞英雄』で演じたカンフーの名手役で、シンガポール、マレーシア、香港のTVBアワード(※1)で最優秀主演男優賞を総なめします。
今年10月に12歳年下の元ミス香港ファイナリスト10名に選ばれた単文柔とゴールインしたばかりで新婚生活満喫中♡♡
※1⋯TVBとドラマを、視聴者、審査員、タレントによって投票し、各部門のNo.1を決定する賞。
王浩信(Vincent Wong )
1983年生まれの35歳。演技力だけでなく歌唱力も抜群。一児のパパで、甘ーいマスクと甘ーい歌声がたまらな〜い💕
芸能界入りする前はグラフィックデザイナーでした。カラオケ中にスカウトされ、音楽会社との契約。その後、TVBに所属し俳優デビューを果たします。
2010年のドラマ『刑警』の演技が大好評で人気急上昇。2017年のドラマ『踩過界』で全盲の弁護士役を見事に演じ、シンガポールと香港のTVBアワードで最優秀主演男優賞に輝きました。今年はアクションにも挑んでます。 スレンダーな彼がどんなアクションを見せてくれるのか楽しみ~♪
馬國明(Kenneth Ma)
1974年生まれの44歳。カナダコロンビア大学卒業。芸能界きっての親孝行で有名。タバコは吸わない、お酒は飲まない、夜遊びしないと三拍子揃っていて「理想の男性像」と言われているんです♡
高校卒業後、家族と共にカナダに移民。1999年に香港に戻り、求職活動を始めますが、アジア通貨危機の影響で、履歴書を6,70通送っても全滅。唯一届いたのは香港無線電視の俳優養成コースの合格通知書だけでした。
端役からスタートし、2012年にドラマ『On call 36小時』で爆発的人気になります。マレーシアと香港で一番好きな主演男優賞をダブル受賞
2018年のTVBアワードで再び最人気主演男優賞を受賞。
初めて見た彼のドラマが時代劇だったんですけど、すぐ熱くなる役で、ちょっと怖いイメージあったんですけど、家族思いの真面目な性格で、さすが俳優さんだなぁという感じです。
黃浩然(Raymond Wong)
▲真ん中が黄浩然
1975年生まれの43歳。
結婚13年の2人の男の子のパパ。スカャンダルゼロのとっても優しく家族思いな俳優さん。
2014年にベーチェット病を発症し、治療のため1年間休業した。その後寛解して、俳優として復帰。
正義感溢れる熱血役や、誠実な青年の役、詐欺師の役などなどいろいろこなす実力派。
この中で個人的には一番演技が上手だと思うなぁ。
黃宗澤(Bosco Wong)
1980年生まれの38歳。
学生の時、街でスカウトされ芸能界入りします。モデルを経て香港無線テレビに所属。青春群像劇から自閉症の青年役、チンピラ役や御曹司の役などを幅広く演じ、バラエティー番組もこなすマルチな俳優。
一番好きな主演男優賞に何度もノミネートされている人気俳優。
2017年に香港無線電視との17年間の主従関係ニ終止符を打ち、中国本土に本格的に進出しました。
日本に縁があるようで、日本人の母親を持つ女優の胡杏兒過去に交際しており、最近でも日本人モデルのJunさんとの交際が報道されてました。
牡蠣とワイン好きで、2013年に九龍城にオイスターバー『Oystermine』をオープン。今年の8月に尖沙嘴(チムシャーチュイ)に移転しました。
何浩文(Dominic Ho)
1988年生まれの30歳。ダンスが評価されスカウトされたのがきっかけで芸能界入りします。ダンスグループ『Bro5』の一員としてデビュー、歌も出し、数多くのドラマや映画の主役を演じています。
代表作はお色気映画『鴨王』。ホスト役を演じ、全裸シーンが話題にΣ('◉⌓◉’)
2016年にMTVの撮影でロサンゼルスを訪れた時、友人に連れて行かれたおむすび屋さんで食べたおむすびがあっつあつだったことに感激して、お店の大塚シェフを説得して香港に店舗をオープン。今は残念ながら店じまいしてしまったようです(TT)
父親は教育局(文部省)の高官、母親は高校の教師のエリート家庭。
どちらかというと韓流系の顔立ち。彼が一番日本人受けするルックスかな?
最後に
どちらかというと大人の俳優さんを選んでみました。どうですか?タイプの俳優さんいましたか?
香港写真展『THE CONTRAST 香港灯り物語』は29日まで東京新宿で開催ですよ
12月29日(土)まで東京新宿エルタワー28階ニコンプラザ新宿でフォトグラファー上田晃司さんの香港写真展『THE CONTRAST 香港灯り物語』が開催されています♪
昨日は上田さんのトークイベントがあって参加してきました!
まずは今後のスケジュール
★新宿 THE GALLERY 1+2★
12月29日(土)まで(日曜休館)
10:00〜18:30(最終日は15:00まで)
【トークイベント】
12月24日(祝・月)15:00〜 (約1時間)
★大阪 THE GALLERY★
2019年3月7日 (木)〜3月20日(水)(日曜休館)
10:00〜18:30(最終日は15:00まで)
【トークイベント】
3月9日(土) 14:00〜
上田晃司さんについて
上田さんは、現在フリーランスとして活躍しているフォトグラファー。
アメリカのサンフランシスコ留学中に、写真と映像の勉強をしながら、フジテレビの番組『灯り物語』やCM などの制作に携わってました。
帰国後は、写真家塙真一さんのアシスタントを務め、今ではフォトグラファーとして活動する傍ら執筆活動や講演を行っているそうです。
10年前に香港を初めて訪れてから、香港の金融街のような大都会と生肉を常温でぶら下げて売っているような下町が同居するギャップに魅了されて、これまで100回近くも香港に足を運んでいるそうです∑(゚Д゚)
今回の作品はここ1年ぐらいの写真らしいんですけど、今回の撮影だけで21回も香港に行っているんですって!私も連れて行ってくださーいm(._.)m
今回の写真のコンセプトは?
灯りの下で繰り広げられるドラマチックな人々の生活と、同じ香港の街でも近寄ると青く見えたり、遠ざかると赤く見える、そんなコントラストを写真を通して楽しんでほしい、知ってほしいそうです。
写真をちらっと紹介📸
会場には50枚ほど写真が展示されています♪
そのうち一部を紹介しまーす!
▲入り口すぐそばの夜景の写真は、ニコンZ7で撮影した写真。その左隣の写真はニコンZ6で撮ったそうです。違いがあるようなんですが、あまりカメラ詳しくなくてf^_^;
その違い見比べてくださいね。
▲入り口入って左の方は、上田さんお気に入りの街『深水埗(サムソイポウ)』の写真がメイン。香港の下町で、香港の秋葉原とよく例えられます。ローカル感ぷんぷん漂ってくるところです♪
▲獅子山(Lion Rock)からの夜景。
九龍地区と新界地区の間に位置する標高495mの山。山の形がライオンの姿に似てることから名付けられました。
九龍と香港島の夜景が一望できて、ハイキングコースとしても有名。
▲お寺にいる占い師のおじさん。
おみくじの解説をしてくれたりします。
前をぼかして、後ろにフォーカスを置いた一枚。前をぼかして撮るのって難しいそうです。
プロのカメラマンは写真を撮る時に「写真を撮りますよ〜」という合図で、カメラを持って振るですって。
▲雨の日の光景。上田さんは雨の日の香港が好きだそうです。道路が雨で反射してキラキラして絵になるんだとか。
旅行行って雨降りだったら「あー、雨かぁ...残念...」なんてテンション下がっちゃいますけど、上田さんのこと一言で雨の日でまルンルン♪♪ですね〜。
▲特に市場の散水後とかおススメなんですって。(パンフレットの写真)
▲精肉屋さん。生肉がずらーっとぶら下げられてる光景って日本では見られませんよね〜。
おじちゃんの周りに女性が群がってますねー。ハーレム気分💕
※夜スターフェリーから撮った写真がありました。スターフェリーは、1階席(下層)と2階席(上層)があります。1階席は従業員も乗り、夜になると照明が消されます。2階席は明るくて夜景がキレイに撮れないけど、1階席だとキレイに撮れるので上田さんのおススメだとか。
他にも素晴らしい写真がたくさんありましたよ!
最後に
さすがプロの写真だけに臨場感がたっぷりです‼️まるで香港に身を置いているような錯覚に陥ります✨✨
香港に興味のある方も、そうでない方も、こちらで香港の写真をご覧になって、新宿南口にある『カフェスタンリー』で香港ワッフルを味わって、視覚と味覚でプチ香港旅行気分を楽しんでみませんか?
▼新宿で香港ワッフルが頂けるお店でーす♪▼
過去の記事の冒頭の写真はサンプルです。実物の写真はもっと下の方にありますよ。
最後までお付き合いありがとうございます。それではまた拜拜(^^)/~~~
雞蛋仔(香港ワッフル)が食べられるお店【東京/新宿】
香港のストリートフードの代表格『雞蛋仔(がいだーんざい)』が東京の新宿でも食べられるんです♪
雞蛋仔は、ニューヨークでアイスなどをトッピングした進化版が「エッグワッフル」と名付けられて爆発的人気になって、2年前に日本にも上陸しました。今ではシンガポール、韓国、台湾などなどでも食べられているそんなポピュラーなスイーツなんです。
今回は新宿高島屋の近くにある
「CAFE STANLEY」に行ってみました!
雞蛋仔とは
卵の生地をたこ焼きプレートみたいなので挟んで焼いた香港で人気のストリートフード。
香港では学生が学校帰りに買って食べたり、お母さんが子供におやつで買ってあげて食べさせたりと、お子さんからお年寄りまで愛されてるんです❤️
見た目はベビーカステラがつながったみたいなんですけど、食べてみると外はカリッカリ、中はもっちりしてて、またベビーカステラとは違った味わいなんです。
昔ながらのプレーンから、抹茶や、チョコなどいろんなフレーバーも登場し、進化版のアイスやフルーツをトッピングしたパフェタイプまであるんですよ✨新感覚のパフェという感じで、パフェやクレープ好きにはたまらなーいっ‼️
雞蛋仔の由来と歴史
1950年代には人気の屋台スイーツだったそうです。少なくてももう70年も歴史があるんですね!
発祥は諸説あります。むかし商店で傷がついて売り物にならない卵を捨てるのはもったいないと、小麦粉やバターなどを加えて作った生地を型で焼いたのが始まりというのが有力な説らしいです。
もともとはベビーカステラのみたいに一粒一粒に分かれていたのが、改良に改良が加えられて今の姿になりました。
ポコポコとした形が小さなニワトリの卵みたいなので、広東語で小さなニワトリの卵という意味の雞蛋仔と名付けられたんですって。
CAFE STANLEY(カフェスタンリー)
▲2018年4月にオープンのテイクアウト専門店。香港出身のご主人が経営してます。
▲ワッフルはオリジナルやチョコチップ、お食事系のツナコーンなど490円(税抜)〜あります。
▲パフェタイプのワッフルアイスでーす♪
キャラメルバナナや、和風の黒蜜きなこなど790円(税抜)〜あります。
▲ドリンクもあります!ミルクティーや本物のフルーツを使ったフルーツティ、そしてなんとお酒まであります!
チョコストロベリーを見た瞬間、ビビッときて、迷わず注文♡
注文してから焼きます。プレートが3台ありました。待つこと10分、待望のチョコストロベリーの出来上がり〜。
税込918円。プチ贅沢ですね(^-^;この日のお昼でーす♪けっこうなボリュームです。
店先に椅子が何客か置かれてるので、外で座って食べられます。ただ道路に面してて、雲行きも怪しかったんで、裏手にある高島屋に避難してじっくり味わいました(*´∀`*)
ここなら屋根もあるし、雨が降っても安心!
生地にチョコチップが練りこまれていて、アイスもチョコ。チョコづくしー‼️
外はカカリッカリ、中はもっちり〜。美味〜♡しあわせ〜♡♡
アイスを包んでいてもふにゃってない!このカリッカリの秘密は焼きあがったら、風を吹きかけて表面の水蒸気を吹き飛ばしたるからなんですって!
お店情報
住所 : 東京都新宿区新宿四丁目2-25
電話 : 03-6457-8469
アクセス:JR新宿駅 東南口から徒歩2分
明治通り沿い。
営業時間:13:00〜20:00
定休日 :火曜日
最後に
パフェ好きのあなた、そうでないあなた、新宿にお越しの際は、香港のストリートフード味わってみませんか?
香港一のお金持ち「李嘉誠」の話で友達がととんでもない誤解をしたおかげで、李嘉誠を深く知ることができた。
先日、友人と香港一の大富豪、李嘉誠の話になったんです。すると友人が「李嘉誠もう死んだよ。そんなことも知らないの⁈」と。
李嘉?:我一生的理念 - 李嘉誠:我一生的理念 [Li Jiacheng: My Lifelong Ideas]
- 作者: 李永宁 - 李永寧 - Li Yongning
- 出版社/メーカー: BOVCM
- 発売日: 2017/11/07
- メディア: Audible版
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まったく頑固で困ります
「えーーーーーっ‼︎そんなことないでしょっ ‼︎私になんにも連絡きてないよ!」連絡くるわけないって (x_x) ☆\( ̄ ̄*)バシッ
信じられなかったんで、香港の友人に聞いてみると、「引退しただけで、亡くなってはいないよ!」と想定内の返事。
そだねー、そんなはずないよねー。とならない頑固な友人・・・(-。-;
とんでもないページを発見!
仕方ないのでネットで調べてあげると、「李嘉誠は2018年xx月xx日になくなりました。」と書かれたページにたどり着いたんです∑(゚Д゚)
えーーーっ、うそでしょ⁈なにかの間違いでしょ⁈と目を疑いました。
よーく見ると、その亡くなった日付が検索日の翌日の日付(・・?)そして「誰もなくなってませーん。フェイクニュースでーす。」と書いてあるじゃないですか!さらにご親切に「お忙しい記者の方々に情報を提供しております。」とまで書いてあるし🤷♀️
ということで李嘉誠は健在であることがやーっと納得できた友人。
まったくとんでもないサイトを作る人がいるもんですね。そこには他にもいろんな著名者の訃報予告があって、気になって何気に見ちゃったりしてf^_^;
気になる方は「亡網」で調べてみてくださいね。
李嘉誠はどんな人⁇
世界第8位の大富豪。いま風に言うと超絶金持ち💰💰💰東日本大震災の被災者のために100万ドル(約8千万)を寄付したことでも知られています。
今年の5月に香港の長江和記実業と不動産大手の長江実業集団の主席を引退し、ご子息にその地位を譲りました。
今でこそ香港一の超絶お金持ちの李嘉誠なんですが、そんな彼には実はつら〜い下積み時代があったんです(/ _ ; )
どうやって億万長者になったのか?
12歳の頃、日中戦争で日本軍が潮州に攻め入ると、一家で香港のおじを頼って香港に逃れます。13歳で父親を肺病で亡くし、李嘉誠は残された家族を養うため、学業を断念し、飲食店の給仕として働き出します。
17歳でプラスチック会社のセールスマンになりますが、始めはなかなか売れず営業成績もイマイチでした。
ある日、飛び込みで入った会社で、上司が従業員に花に水をやるように指示しているのを目にします。すかさずジョウロを売り込みますが、「そんなの要らないよ!」と軽くあしらわれてします。
普通だったら、諦めて帰ってしまうところ、李嘉誠は「私に何かお手伝いできることはありませんか?」と居残るのです。
そして従業員のそばへ寄って、持参したプラスチックのジョウロで水をあげようとします。申し訳ないと思った従業員は自分で水やりするからと鉄製のジョウロを手にしたところ、水が入っていなく、李嘉誠の持ってきたジョウロを手にとります。するとその軽さに「なんて軽いんだ!」と感激して、マネージャーに李嘉誠のジョウロを軽くて安くて便利だ!と絶賛し、商売が決まったのでした。
自分の損得ばかりを考えず、相手にメリットを与えてることを惜しまない、そんな精神が実を結んだのでした。その後メキメキと業績を上げるのです。
誠実さで勝ち取った初の大金
1950年22歳の若さで、貯蓄と、親類から借りたお金を合わせた5万香港ドルを元手に長江塑膠廠(プラスチック工場)工場を立ち上げます。
生花はすぐ枯れてしまうし、水あげが面倒だと造花に目をつけます。しかし一見製造が簡単そうに見えますが、その製造工程や色付けなどの技術は企業秘密です。李嘉誠にはその技術がない、技術習得のためオーナーの身分を隠してイタリアの工場で働くのでした。
技術を身につけ香港に戻った李嘉誠は、コストダウンに成功して香港本土で「香港フラワー」を売り出しますが、売れ行きは思うように伸びません。
そんな時、ある商社のスペイン人が李嘉誠に9種類のプラスチックフラワーのサンプルの製作の依頼を持ちかけます。デザインができたら発注する代わりに、香港の実力者に保証人になってもらうことが条件でした。しかしこんなちっぽけな工場の李嘉誠の保証人になってくれる人は見つからず、最後の望みのつなだった叔父からも断られ、絶望の淵に立たされました。
普通の人なら「もうやーめたっ」と投げ出してしまうところ、李嘉誠はあきらめず、9種類のサンプルを持って、その真実を打ち明けるのでした。
「9種類のサンプルは何日も夜なべして苦労して作り上げたものです。保証人が見つからなかったのは自分の非力のせいで、この注文を撤回されても仕方ない。このサンプルは差し上げます。使えそうでしたらお使いください。」とサンプルを渡します。そのスペイン人は彼の誠実さにひどく胸を打たれ、「保証人など要らない、君のその誠実さを信じよう!」と製造を一任するのでした。
この注文で李嘉誠は初めて大金を手にするのでした。
李嘉誠の損を恐れない、人に利用されるのを恐れないそんな精神が相手の信頼を勝ち取ったのでした。
ピンチがチャンスに変わる!
5年目に、あるヨーロッパの商社よりまとまった注文を受けます。しかし製品を作り終え出荷の準備に取り掛かったところで、「もう要らなくなったから。」とドタキャンされてしまうんですΣ(゚д゚lll)
李嘉誠は損害を求めるどころか、香港では売れ行きがいいから売りさばけるだろう、また何かあったら声をかけてほしいと賠償など一切求めませんでした。
そんなことを忘れた頃に、ある商社のアメリカ人が、まだ小規模だった李嘉誠の工場に一度に半年分注文をくれたんです。実はそのアメリカ人はドタキャンした商社から李嘉誠は信頼できると太鼓判を押され訪ねてきたのでした。それから4年ほど取引が続き、売上高は1000万香港ドルまで達し、「香港フラワー大王」の異名を授かることになるのです。
まさに万事塞翁が馬ですよね!
李嘉誠を本当の超絶お金持ちにさせたのは不動産事業だった
戦時中60万人だった香港の人口は右肩上がりに増え、1972年には400万人になりました。
1970年代になると、政治の動乱で多くの人々が海外へ流出します。地下が暴落し、そこに商機を見出します。香港フラワーで得た財を廉価な土地の大量に購入に投じて、不動産業に転身します。
その後、香港の人口が急増し、地価が何十倍、何百倍にも急騰し、李嘉誠は巨万の富を築くのです。
香港人の普段の会話にも李嘉誠が登場する
香港人の親御さんが子供「一生懸命勉強して将来李嘉誠のようにお金持ちになるんだよ!」とはっぱかけたりするんです。
香港のテレビなんかでも、誰々がどんなにお金持ちになったなんて話になると、「あんた自分が李嘉誠だと思ってるの?」と冗談で言うほど、李嘉誠がお金持ちの代名詞になってるんです。
さすが真のお金持ちはやることがデカイ
お正月に李嘉誠が記者たちにお年玉を配ったことがあったんです。たしかそれがなんと1000香港ドル(15000円)も入ってたそうです。さすが真のお金持ちはスケールが違いますよね!
最後に
李嘉誠の目先の利益にとらわれなず、損を恐れない、将来を見据える、そんな李嘉誠の姿勢に脱毛、いや、脱帽でした。
最後までお付き合いありがとうございました。
それではまた拜拜(^^)/~~~
香港コッテコテのB級おやつ『西多士』が無性に食べたくなるんです。
香港のおやつの定番中の定番で『西多士(さいとーしー)』というのがあるんです。
ときどき無性に食べたくなるんですよね。
これが実は高カロリーな午後のおやつワースト3に君臨するクセモノで...。わかっちゃいるけどやめられない。クセモノだけにクセになる美味しさなんです!
西多士とは、フレンチトーストのことなんですけど、日本のとはかなり違って、ピーナッツバターを食パンに塗ってはさんで、卵と牛乳の液に浸して油で揚げる。その上にバターをのっけて、シロップや練乳をたっぷりかけて食べるんです。
コッテコテ〜、そりゃ〜カロリー高いわけですよね‼︎
一食522カロリーです!
前回香港に行った時、香港の『源記』という茶餐廳(香港スタイルのカフェ)で食べました。
このお店の名物は牛バラ麺で、特に西多士の名店とはいうわけではないのですが、なんせお子様がお腹ぐーぐーで歩けない‼︎とごねるので、一番近くにあったここに決まり。
牛バラ麺を食べようと思ったら、西多士の文字が目に入ってしまったんで牛バラ麺はどうでもよくなってしまって(^^;。飲み物は奶茶(ミルクティー)。西多士を食べるならやっぱり付け合わせのドリンクはミルクティーがおススメです♪
うっ、ここの西多士あまくない...。シロップかけ忘れ?と思いつつも全部平らげちゃいました(;'∀')
今さらあの時シロップもっとかけて〜とお願いしておけばよかったなぁと思ったりして。
香港では午後2時ごろから5時ぐらいの間は、下午茶時間(アフタヌーンティータイム)といって、レストランなどで軽食やデザートセットなどがランチよりもお得なメニューがあるんです。この西多士も飲み物とセットでお安くいただけます♪(※お店によって時間はまちまちです。)
オフィスなんかでも3時ごろになると「下午茶時間到啦!(おやつの時間よ)」なんていって、デザートやドリンクを出前したり、近くの茶餐廳に誰かが買いに行ったりしてました。かなりの頻度で西多士頼んでました。(≧∀≦)
西多士は茶餐廳の定番メニューなので、茶餐廳つくところであればたいてい食べられます!
コテコテの香港ならではのB級おやつ『西多士』チャレンジしてみてくださいね。
都内紅葉スポット 意外な穴場『大田黒公園』で黄葉と紅葉を堪能しました♪
都内には高尾山やら、六義園やら紅葉の名所がたくさんあって、どこに行ったらいいか迷ってしまいますね!
今回は、黄葉も紅葉も両方楽しめちゃう穴場の紅葉スポット『大田黒公園』へ行ってきました♪
🍁大田黒公園とは🍁
杉並区荻窪の閑静な住宅街にある庭園。
音楽評論家として有名な 故 大田黒元雄さんの個人邸を回遊式日本庭園に改築し、昭和56年に開園しました。
(※回遊式庭園とは、池の周囲に通路を巡らせて、園内を鑑賞できるように造った庭園。)
園内には、大田黒さんが生前音楽活動を続けた仕事場の洋館や、数寄屋作りの茶室、そして民家風の休憩室があります。
2700坪の広さの敷地には、樹齢100年を超えるイチョウの木や、竹、モミジ、などなどが植えられていて、秋になると紅葉がキレイです✨
短期間ですが、毎年紅葉のライトアップが定番になってます。※今年は12月2日で終わっています。
🎹大田黒氏は🎹
日本の音楽評論の草分け的存在で知られています。
裕福な家庭で育ち、現小田原高校を卒業すると東京音楽学校の教師にピアノを師事し、その後イギリスのロンドンに留学します。
経済学を学びますが、当時最先端の洋楽に魅了され、日本に洋楽の最新の動向を持ち込み、日本の洋楽発展に大いに貢献しました。
音楽活動の傍ら、NHKのラジオ番組に解答者としてレギュラー出演し、語り口がとってもダンディーと人気になったそうです♡
多趣味で、中学校の頃からカメラをいじり、オシャレにも精通し、グルメ家でもあったそうです。魅力あふれるステキな方だったんですね!
肝心の黄葉・紅葉ぐあいは?
総檜の正門をくぐると樹齢100年以上のイチョウの並木が迎えてくれます。27本あるそうです。
黄金色でキレイでした✨昨日は風が強かったので、イチョウ吹雪が舞っていました。
だいぶ散っているので、今週末までなら持ちこたえられるかなという感じ。
もみじは見頃で、キレイでした(*^^*)
もう枯れてしまっていたり、紅葉が5分の色づきの木もありました。
▲大田黒さんの仕事場だった洋館です。昭和8年に建てられました。登録有形文化財になっています。
昭和8年でピンクの建物なんてモダンですよね!
▲▲中には、生前大田黒さんが愛用していたニューヨーク スタンウェイ社のピアノが展示されています。1900年に西ドイツ工場で製造されたものだそうです。
中は撮影禁止なので、写真がないんです^^;残念
▲洋館入り口近くにあった山もみじがキレイだったので思わずパチリ。
▲茶室の隣に休憩所があります。ここのもみじのオレンジと黄色のコントラストが鮮やかで、個人的には一番キレイだったと思います♡
▲休憩所から見た表庭です。
▲休憩所から見た裏庭です。枯山水の庭園に燃えるように真っ赤なもみじがとっても映えていました。
▲事務所の前に置かれていた水槽。今年の春に池の鯉が産卵した稚魚たちです♪かわいいですね♡
それほど広くないので、ゆっくり見ても1時間もいらないと思います。
いや〜、美しい紅葉に心洗われました〜。
気になる入場料とアクセスは?
入場料:うれしいことに入場料は無料です♪
アクセス:地下鉄丸ノ内線 、JR中央線、総武線「荻窪」駅から徒歩10分。
※園内には駐車場はないので、お車でお越しの方は近くの有料駐車場をご利用ください。
開園時間:9時〜17時
(入園は16:30まで、記念館は16時まで開館)
住所:東京都杉並区荻窪3-33-12
電話 : 03-3398-5814
新宿や吉祥寺からのアクセスもとっても便利♪
最後に
落ち着いた上品な雰囲気の公園でした。黄葉も紅葉も見事で、両方一度に楽しめて得した気分♪とってもいい気分転換になりました。
イチョウは昨日の強風で結構散っていましたが、もみじはまだ見頃でした。
東京は今週土日はお天気になるようなので、まだ紅葉見てない!もっと見たい!と思ってる方は是非紅葉狩りの候補にいかがですか。
今週いっぱいまでは紅葉を楽しめると思いますよ☆
香港こんなところがイイところー道を歩いていて
朝、駅の改札を出ようとした時に、前に歩いている男の人の足を誤って蹴ってしまいました>_< わざとじゃないんです。すごい人混みで押されてしまったんです。ま、ぶつかる私もいけないんですが。
すかさず「ごめんなさい」と謝ったのですが、その人、虫の居所が悪かったみたいで、ものすごい形相でにらんできて、「何やってんだよ💢」って怒られてしまいました。しかもそのあと同じ方向で、少しブツブツ言われてしまいました。
いやーそれにしてもホント怖かったぁ(・・;)
香港で街中でぶつかった時は、「Sorry」の一言で済んでたなぁと懐かしく思いました。
Sorryの一言で後腐れなく
香港に住んでいた頃、繁華街を歩いていると、肩と肩がぶつかり合うことは日常茶飯事。とにかく狭い道にあふれんばかりの人が歩いていますから。
「Sorry 」と一言謝ったらそれで後腐れなし。
ぶつけられた方も怒ることもなく、追求することもない。初めてそんな光景を目にした時、なんてスマートなの!って感じました。
そのうち私も香港人風に「Sorry 」とちょい巻き舌気味で得意になって言うように。それがカ・イ・カ・ン。癖でしばらくは日本でもつい「Sorry 」と言ってしまうほど。
▲人混み感ある写真がこれしかありませんでした(^^;;
超過密状態で鍛えられた
人混みでぶつかるのは仕方ないことと割り切れるのは、きっと物心ついた時から超過密状態で鍛えられた賜物なんでしょうね!
どんだけ過密状態なの?
香港の人口密度は6千5百人/㎢(2016年)で、東京の約6千3百人/㎢(2018年)よりちょい多めで、東京と大して変わらないじゃないと思いますが、
都市部で比較するとなんと2.6倍の差があるんです!
香港の都市部で一番人口密度が高い観糖地区が約5万8千人/㎢に対して、東京23区で人口密度の1番目に高い豊島区は約2万2千人/㎢と2.6倍!
でさらに極端な例ですが、今はなき東洋の魔窟「九龍城砦」の人口密度は超過密の190万人/㎢、畳1畳に3人がいる計算なんですって!
そして、現代版九龍城ともいえる「モンスターマンション群」には5棟のマンションに1万人の住民が住んでるんですって。たしかにモンスターだー。
▼モンスターマンション群の写真、よかったら過去の記事でどんなところか見てみてくださいね。
香港風にSorry って謝るのってどうですかね?
「外国人じゃ仕方ないなぁ」って許してもらえますかね?
混んでるから仕方ないと、ぶつけられた方もさらっと流せたら、もっと気楽に生きていけるかもしれないですよねー。
香港で大人気だった中国の時代劇『延禧攻略』で話題になった『京都念慈川貝枇杷膏』のお勉強
香港で大人気だった中国大陸の時代劇『延禧攻略』。これに登場する葉天士医師が、香港でおなじみの『京都念慈菴川貝枇杷膏』の生みの親だと話題になってました!
『京都念慈菴川貝枇杷膏』は、のどの痛みや咳に効くーっ!と評判の のどシロップ。
香港の一般のご家庭や歌手の方に愛用されています。
私も昔、年配の知人に「これよく効くから買ってきて〜!」とリピ買いを頼まれたのがキッカケで飲むようになりました。これが効くーっ!
今ではフルーツ味ののど飴や、携帯用スティックタイプまで登場して、進化が止まらなーいっ!
この「のど飴」に子どもがすっかりハマってしまい、知らぬ間に1袋ぜーんぶ平らげてしまう始末。
そんなお年寄りから子どもまでを虜にする『京都念慈菴川貝枇杷膏』についてお勉強しまーす♫
京都念慈菴川貝枇杷膏は、香港人の生活に根付いたのどシロップ。
1946年設立の漢方薬メーカー『京都念慈菴』が製造する香港でロングセラーののどシロップ。
秘伝の製法に基づき、川貝母、枇杷、桔梗、杏仁など十数種類の生薬とハチミツを使い作られています。
杏仁風味で、黒蜜のようにどろっとあまーく、スースーとした後味です。
のどの痛みや咳によく効くーっ!と評判で、香港では一般のご家庭から歌手の方々まで広く愛飲されています。
友人も子どもの頃飲まされて、大人になった今でも外出時は携帯スティックを持ち歩くほど香港人の生活に根付いているんです。
ルーツは、『延禧攻略』に登場する葉天士医師の秘伝の処方だった。
清の時代(1616〜1911 )母親思いの楊孝廉という役人がいました。
彼の母親は長年咳と痰に苦しめられていました。母親の病気を治すため、名医という名医を訪れますが、病気は一向に良くならなかった。
ある日、葉天士という腕のいい名医がいるとの噂を聞きつけ山を超えを谷を越え、遥か遠くまで葉医師を訪れます。
しかし、長年の無理が祟ったもので、普通の薬では効き目がないと、秘伝の処方を伝授し、朝晩服用するよう言いつけたのでした。
言う通り服用し続けると、母親の病状は次第に良くなり、長年悩まされた持病がついに完治したのでした。
その後、母親は亡くなる前、彼にこのシロップを世に広めるように言い残し、84歳の生涯に幕を閉じたのでした。
彼はこのシロップを母の念慈菴と葉天士医師を記念して『念慈膏』と名付け、咳や痰などで苦しむ方々に施しました。その噂は瞬く間に広まり、多くの人が『念慈膏』を求めて訪れてくるようになりました。
日本の京都とは無関係だった。
『念慈膏』の名は中国北部に知れ渡りました。楊氏が亡くなった後も、シロップを求める人々があとを絶たず、北京に店舗を構えたことから、名前の頭に「京都」とつけました。中国では昔、京都は都・首都を意味し、清の時代都は北京にありました。
日本の京都ではなかった!もやもやスッキリ!
香港に『京都念慈菴』を設立したのは、謝兆邦氏だった。
このシロップはその後200年近く受け継がれます。民国時代(1912-1949)になると日本軍の侵略により楊家は南の広州へ移り、その後香港へ移り住みますが、南方の生活に馴染めず、ブラジルへの移民を計画します。
しかし、このままこのシロップが世に忘れられるのをなんとも惜しいと、謝兆邦氏に『念慈菴』の普及を託しました。
そして謝氏は楊氏の意思を受け継ぎ、1946年香港に『京都念慈菴總廠有限公司』を設立したのでした。
うれしい進化
以前は瓶入りタイプのシロップしかなかっですが、今ではのど飴や携帯用のスティックタイプも登場しています。
のど飴は、りんご龍眼味、金柑レモン味、レモングラス味、ハッカ味、プラム味、オリジナル味があります。
うちの子は、シロップはまずっ!と吐き出してしまうので、フルーツ味ののど飴ができて大助かり(*^^*)
うちの子に限った話ですが、ハッカ味、プラム味、オリジナル味は不評でした。
りんご龍眼味と金柑レモン味はもっとちょーだいとおねだりしてくるぐらいお気に入り♡
試してみたかったら
香港の次のドラッグストアやスーパーで購入できます。
のど飴は「セブンイレブン」でも売ってました。全種類ではなかったですが。
ドラッグストア
屈臣氏(Watsons),萬寧(Mannings)
香港のスーパー
惠康(Wellcome),百佳(PARKnSHOP)などなど
※香港行かないけどほしい!という方は、Amazonでも売ってます。
また台湾にも進出してるので、台湾でも買えます。
気になるお値段は?
お店や地域によって多少異なります。
▲瓶入りシロップ
▲スティックタイプ
瓶入りシロップ(小75ml)
19.9HK$(約300円)
スティックタイプ(15ml x 10包)
39.8HK$(約600円)
シロップはそのまま飲んだり、お湯で薄めたりしていただきます。
のど飴(8個/1袋)
2袋13.5HK$(約200円)
気軽に試せる価格ですよねー!
気をつけたいこと
妊娠中の方や糖尿病の方は服用前にお医者さんにご相談くださいね。
決まった分量を守ってくださいね。
瓶入りを買いたい方はプチプチ(緩衝材)を日本から忘れずにご持参を!
香港でそう簡単に見つからないと思います。時間が無駄になってしまいますから。
by うっかり忘れて大苦労した経験者(^_^;)
最後に
風邪などのきっかけの一つがのどの乾燥との説もあるようです。
これから乾燥が気になる季節、のど飴なめて乾燥を退治しましょう!
念慈膏の物語は深イイ話でした〜。
最後までお付き合いいただきましてありがとうございましたm(_ _)m
それではまた拜拜(^^)/~~~