香港のデザイナーによるモダンチャイナドレスの展示会は今日までですよ♪
香港ウィークのイベントの1つ、香港のファッションデザイナーによる『ハイブリットなおしゃれ 現代チョンサムのコレクション』が渋谷ヒカリエで今日までの開催です📣 まだ間に合って観に行ける人がいるといいな。
チョンサムって、何のことだと思いますか?
ヤムチャの点心の1つです!、なーんてことはありませんよ(^_-)
広東語で長衫(丈の長い中国服)と書いて、チャイナドレスのことです。香港の無形文化遺産になってるんですって!
今回は日本全国にショップがあるビビアン・タムさんや、香港ティストのファッション雑貨で大人気のG.O.D.の創設者ダグラス・ヨンさんなど10名の香港ファッションデザイナーの作品が展示されてまーす♪
チャイナドレスは香港では日本着物のような位置付けですかね。香港でもやはり着物のように普段着として着ることが一般的ではないようです。
チョンサムは、中国の清の時代(1644年〜1911年)に満州の女性が着用していた丈の長い中国服を、新文化運動(1912年〜1920年ごろ)の間に改良されたチャイナドレス。
1920年代に中国上海で大流行し、まもなく香港にも広まりました。戦後、上海や広州から多くのテイラーが香港に流れ込み、東洋と西洋のデザインを融合させた香港独特のスタイルが築かれました。
香港では1950年から60年ごろに一世を風靡しまたしたが、1980年代ごろから服装が多様化し、チョンサムを着用する人も次第に減ってきたのでした。
今では年配の方が改まった席などで着用したり、ミス香港大会で着用されていたり、女子校の制服になってたりと活躍の場が少なくなってきています。チャイナドレスの制服、可愛いですね💕(九龍真光中学の制服は水色のチャイナドレスです。)
どの作品も伝統的なチャイナドレスの特徴を残しつつ、今風にアレンジして、パーティや普段でも着てみたくなるようなステキなものばかりです✨
デニムのパッチワーク調のチャイナドレスです。今までの古風なチャイナドレスが今風に、カジュアルな感じに作り上げられていて、普段着で着たくなっちゃいますよね。
ジャンコ・ラム(林春菊)さんの作品です♪香港のテレビ局TVBでコスチュームデザイナーとして局所属の俳優さんの衣装をデザインされてるんですって。
使用してるデニムは、デニム工場などが廃棄した生地。それをチャイナドレスに仕立て上げてるんです。まさにハイブリット‼︎
チャイナドレスって、女性らしさが引き立ってステキですよね✨
香港でチャイナドレスのレンタルがあって、チャイナドレスを着て観光できるようなんですが、ちょっと体型に自信がなくて、断念しました💦体型を隠せるチャイナドレスもどんどんデザインしてもらえると嬉しいわ❣️
今風にアレンジされた斬新なデザインのチョンサム、ぜひご覧になってくださいね♪
★ハイブリットなおしゃ現代チョンサムのコレクション★
場所:渋谷ヒカリエ 8階 Creative Lounge MOV
時間:11月11日、本日20:00まで。