心在香港

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中秋節快樂!気になる月餅ー上水豐記莊月餅ー

中秋節快樂🎑

今日は日本は中秋の名月、香港は中秋節ですね🌝🐇🐇

 

香港では仕事が早めに終わり、家族や友人達と中秋節のお祝いをしますね🥂そしてその翌日が中秋の節のお休みになります✨

 

皆さんどんな月餅を召し上がってますか。

 

私も香港に想いを馳せながら、蓮蓉蛋黃月餅と流心奶皇月餅 と冰皮月餅を頂こうと思います😋

 

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東京は曇ってます☁︎雨の予報だったのですが、渋谷の方もお月様が見えてるようなので、こちらもこれからかな?

 

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東京の月を愛でながら香港の月餅を味わいたいわ〜。

 

香港の月餅の種類って、ホント豊富ですよね!

今回色々買ったんですけど、その中でもあまり見かけない月餅があって、気になったので調べてみました。

 

太子にある「正隆行」で、「上水豐記莊」というお店の月餅が売られてました。

月餅の相場が大体200香港ドルぐらいのところ、この月餅は148ドルと割安で、他のスーパーなどでも見かけませんでした。お店の人に聞いてみると、もう70年も歴史がある老舗の月餅だとか。

 

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上水豐記莊の月餅は、ライチの木の独特の香りと味わいが特徴。 

 

昔ながらの製法にこだわり、月餅の餡を煮るのにも、月餅を焼くのにも、ライチの薪を使っています。その食べ慣れた月餅を求めて、上水の人々が新界地区からわざわざ九龍や香港島に買いにやってきます。

 

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香港新界地区、中国本土にほど近い上水で「豐記士多」(雑貨屋)としてスタートした豐記莊。当時は、砵仔糕(小豆入りプリン)、年糕(中華お餅)、炒米餅(落雁)、炒米通(おこし)などの中国菓子を販売。

 

 炒米通や炒米餅が一躍有名となり、豐記莊餅家と名を改め、中国菓子屋として本格的に新たなスタートを切ります。紅菱酥(赤い生地の餡いりパイ)、白菱酥(白い生地のあん入りパイ)、核桃酥(くるみパイ)、皮蛋酥(ピータンパイ)、雞仔餅などの中国菓子を販売し、中秋節になると月餅を作り売り出しました。

 

月餅の製造量が増大し、小売販売に留まらず、卸売販売も手掛けるようになりました。

 

1988年に政府の新条例制定により、薪の使用が禁止になり、ライチの薪を使っての月餅製造が出来なくなり、電気では、今までの食感やクオリティーを保てないと、裏にライチの山がある中国本土の深センに分工場を設立したのでした。

 

 2006年に香港の小売店を撤退し、代理店に販売を委託。製造に主力を注ぐようになりました。

 

時代の変化と、市場の拡大により、昔ながらの中国菓子がどんどん淘汰されていく中で、豐記莊は常に流行を追って、次々と新商品を生み出しています。

    

 ラインナップは、 雙黃蓮蓉月餅(蓮の実と塩卵の月餅),五仁金腿月(金華ハムと五種の感想ナッツの月餅)、豆沙月(あんこの月餅)の三種類。防腐剤などの添加物一切無添加です!

 

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歴史がある老舗のこだわりの月餅、魅力的ですよね❣️

今回お土産が足りなくなって、友達にあげることになってしまいました。味の感想がなくてごめんなさい🙏 

 来年までお預けということで。

 

よい中秋節をお過ごしください🌝